センター試験2018完全攻略ガイド

2018年のセンター試験まであと1ヶ月を切り、そろそろセンター試験のことをあれこれ考えたり対策を本格的に始めている人も多いだろう。

人生の大一番ともなりかねないこのセンター試験だが、これが初めてのセンター試験である、という人も多いだろう。そんなに大事な試験なのに一発勝負であることに不安を抱える受験生も多いだろう。

 

この記事は今年度に大学受験を控えた受験生向けに、センター試験を完全に攻略するためのガイドをしていく。このガイドを読めば、もうセンター試験で迷うことはないだろう。

 

是非とも熟読して、周りに差をつけられるようにしてほしい。

 

1.センター試験の概要

日程と時間割

今年度のセンター試験は、

 

2018(平成30)年1月13日(土)、14日(日)

 

に全国各地の会場で行われる。

そして各日の時間割は以下の通り。

13日(土) 試験時間  科目
 (2科目選択)

9:30~11:40

(1科目選択)

10:40~11:40

地理歴史

公民

 「世界史 A」「世界史 B」 「日本史 A」「日本史 B」 「地理 A」「地理 B」 「現代社会」「倫理」 「政治・経済」『倫理,政治・経済』
 13:00~14:20  国語  『国語』
(筆記)

15:10~16:30

(リスニング)

17:10~18:10

外国語 『英語』『ドイツ語』『フランス語』 『中国語』『韓国語』

 

14日(日) 試験時間 科目
9:30~10:30 理科① 「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」
11:20~12:20 数学① 「数学I」『数学I・数学A』
13:40~14:40 数学② 「数学II」『数学II・数学B』『簿記・会計』『情報関係基礎』
(2科目選択)

15:30~17:40

(1科目選択)

16:40~17:40

理科② 「物理」「化学」「生物」「地学」

以上が、今年度センター試験の時間割である。自分の受験型とよくよく見比べて、どの時間にどの教科を受けるのか、あらかじめしっかりと把握しておこう。もし余裕があるのならば、実際の時間割と同じように過去問を解いてみるのも良い予行演習となることだろう。

そしてその予行演習をすると一つのことに気付くはずだ。それはズバリ、センター試験特有の休憩時間の長さである。

次の見出しでその休憩時間の有効な使い方も提案するので、ぜひ参考にしてほしい。

2.試験当日の流れ

1.試験会場到着〜席に着くまで

試験会場までの道のりは、よほど慣れている場所でない限りは下見をしておこう。その際、駅のトイレはどこにあるか、コンビニや自販機は近くにあるか、など入念にリサーチをしておくと安心できるだろうと思う。

 

そうして下見をしておいた会場に、遅くとも試験開始30分前には到着しておこう。特に初日は説明事項も多かったりと、実際の試験開始時刻よりも拘束時間が長い。兎にも角にも余裕を持って行動することが肝要である。

 

会場に着くとまず、受験票の照合を行う。そこで自分の受験する教室がわかるはずなので、その教室まで行き、入り口等に貼ってある座席表と自分の受験番号とを見比べて、席に座ろう。

 

受験会場によっては全員が全員、端の席に座れるとは限らない。真ん中の席に当たってしまうことも往々にして起こるが、席を立つ際に躊躇などする必要は全くなく当たり外れではないので、どの席になるかなどと無駄な心配をする必要はないだろう。

 

2.着席〜試験開始まで

席に着いて荷物を置いたら、まず空いているうちにトイレに行き、しっかりと場所の確認をしておこう。余裕があれば他の階の様子などを見にいってみても気分転換になるかもしれない。

 

試験官の合図があるまでは基本的に自由時間である。学校受験の場合はおそらく同じ教室内に友人がいるはずなので、その友人と語らってもよし、最後の悪あがきとしてノートを読んでもよしである。ただ直前にできる量はほんの少しなので、この時間まで暗記モノや不安事項を残しておくのは絶対にやめよう。

 

初日の一つ目の試験の前は試験官の合図ののち、少し説明や作業の時間がある。落ち着いて言われたことを言われたようにやろう。

 

3.休憩時間

最初にも述べたように、センター試験の休憩時間は長大である。自分の受ける試験と試験の間に何分の休憩があるのかはあらかじめきっちりと把握し、その上でその時間に何をするかをある程度決めておくと良いだろう。

 

筆者の経験談では、まずトイレに行き、トイレで会った友人と少し言葉を交わし、リラックスするために甘いものを口に入れて、ノートを眺めたり音楽を聴きながら目を瞑って体を休めたりしていた。

 

試験が進んでいくにつれ、極度の集中状態からかかなり疲弊してくるので、眠ったり甘いものを食べたりするのはとても良い方法になる。このほかにも、少し涼しい廊下に出てぶらぶらと歩いてみたりするのも良いだろう。実際筆者はずっと座っていたせいで足腰にガタが来てしまったので、適度な運動は不可欠である。また試験では鉛筆を使用するが、その鉛筆を削っておくのも休憩時間の大切な作業である。忘れずに全てきちんと尖らせておこう。

 

一つだけ絶対にやってはならないのが、終わった教科のことを考えることである。誰しも教科ごとに不安は残るものだが、それを確認してもし間違っていた場合、かなりの確率でそれは次の科目に影響してしまう。不安な問題の確認含め、終わった教科のことを振り返るのは必ず、二日間全ての試験が終わった後にしよう。これは受験の鉄則である。

 

おまけ:自己採点に役立つツール

13日、14日と無事試験を終えたら、なるべく早く自己採点をしよう。解答と照らし合わせて一問一問自分で丸バツをつけていくのもアリだが、ここでは自動採点というとても役に立つお手軽ツールを紹介する。

 

・ベネッセ・駿台データネット2018

https://dn-sundai.benesse.ne.jp/dn/center/jikosaiten/index.html

・東進ハイスクール センター試験自動採点

http://www.toshin.com/center/saiten/

こちらはまだ今年度版がリリースされていないが、参考までに昨年度のものを上げておく。

 

センター試験の自己採点は、センター利用試験を受ける場合はもちろん、国公立大学の受験校を最終的に決定するためにも非常に重要なものになってくるので、迅速かつ正確に行うようにしよう。

なお、大手予備校による合否判定を行う人もいるだろうが、良くも悪くもあまりあてにしないほうが良いだろう。当然センター試験の点数だけでは合否は簡単に決まらないので(センター利用を除く)、良い点数が取れても決して驕らず、逆に失敗してしまっても落ち込むことなく、第一志望合格に向けて気を抜かずに頑張って欲しい。

 

 

3.当日の持ち物

センター試験というのは非常に特殊な環境である。そのために普段と異なる状況に陥る可能性はないとは言い切れず、万全な準備をしておくことが安心材料となるだろう。ここではセンター当日の必需品とあると良いものを上げておくので、ぜひチェックリストとして活用してほしい。準備不足でうまくいかなかった…などという残念なことにならないように、怠らずに準備に徹しよう。

 

必需品

  • 受験票

受験票とともに写真票も持っていく必要がある。この写真票は受験票にくっついているはずなので、切り離さずにそのまま持って行こう。また仮に受験票を忘れても会場で仮受験票を作ることはできるので、もし忘れても慌てて家に戻らずに会場に向かうようにしよう。

  • 「受験上の注意」の紙

これは大学入試センターより受験票とともに送られて来ているはずである。役立つことが書いてあるはずなので、熟読しておこう。

  • 学生証(身分証明証)

万が一仮受験票を作ることになった場合必ず必要なので、常に携帯しておこう。

  • H,F,HBの黒鉛筆

模試とは違い、センター試験ではシャーペンでの解答記入は一切認められない。直前に焦らないようにあらかじめ鉛筆をしっかり買っておこう。鉛筆は芯が折れてしまうことも考えると、10本程度持っておくと安心である。落とした時に芯が折れてしまわないようにキャップも一緒に持って行っておくことをオススメする。

  • プラスチック消しゴム

会場では消しゴムのケースを全て外すよう言われるので、消しゴム本体にも何も書いていない綺麗なものを持って行こう。少なくとも2つは持っていくと安心である。

  • 鉛筆削り

鉛筆の先が丸まってしまうと地味に困るので、鉛筆削りは必ず持って行こう。試験中も削ることはできるがそんな余裕はないと思うので、休憩時間中に済ませておこう。

  • 時計

試験会場には時計はないと思って良いので、腕時計を持参しよう。こちらも万一片方が壊れてしまうことまで見越して、2つ持っていくのが良いだろう。

  • 交通費

会場までの交通費はあらかじめチャージしておくのが良いだろう。もしも電車が止まってしまった時は他の交通手段を使うことも考えられるので、タクシー代なども払える程度には現金を用意しておくと良いだろう。

  • 飲み物

1月の寒い季節なので温かいものが良いだろうと思うが、自分の好きなものを持っていけば良い。自販機やコンビニで買うのもアリだが、家から持って行ったほうが安心だろう。お茶以外に甘いものを入れる人もいるだろうが、甘いものは逆に喉が乾いてしまうこともあるので要注意である。

  • お昼ご飯

こちらもコンビニで買って行こうとは思わないほうが良いだろう。緊張して食べられないかもしれないが、お腹が空きすぎても集中できないので、いつも通りの量を持って行こう。

  • (上履き、下履きを入れる袋)

受験票に上履き持参と書いてある場合は、袋も持って行こう。

 

あると良いもの

  • カイロ

特に会場までの道のりは寒いと思われるので、お腹を冷やさないためにもあると良いだろう。貼るタイプだと想像以上に暑くなってしまう可能性もあるので要注意である。

  • 膝掛け

試験中も試験官に一声かければ使用することができる。防寒対策にはもってこいだろう。

  • 目薬

長時間テストを受けて目が疲れるので、あると良いだろう。

  • マスク

もしかしたら隣の人が咳き込んでいるかもしれない。防寒にもなる。

  • お菓子

チョコレートなどの甘いものがおすすめだが、自分の好きなお菓子を持っていくのが良い。

  • ミュージックプレイヤー

とにかく休憩時間は暇なので、好きなアーティストの曲や元気付けてくれるような曲、鼓舞するような曲を聴くのも良いだろう。

  • 参考書

大量に持っていく必要はない。可能であれば直前に見直す用のまとめた薄いノートを持っていくのがおすすめである。

鎮痛剤や下痢止めなど、普段自分が服用しているものを持って行こう。眠気を誘引する副作用がないかは確認しておくのが良い。

  • お守り

最後は神頼み!

 

服装

センター当日は毎年雪が降る!などというのはよく言われることだが、とにかく当日は寒さが見込まれる。そのためにはまず防寒が必要だが、同時に温度調節の効くものを着ていくのが非常に大切である。

試験会場は寒さに震える受験生のために暖房をガンガンに効かせている場合が多いので、予想外の暑さにも耐えられるよう、薄着に着込んでいく格好が良い。

中には制服を着ていく人もいると思うが、温度調節は効くように工夫しておこう。

 

またこれもよく言われることであるが、洋服に文字や地図が書かれているものは脱ぐように指示される。このようなミスを犯すことのないように、前日に服装を決めておき、適した服装かをチェックしておこう。

4.各科目の傾向と対策

最後に、センター試験各科目の近年の傾向と、試験でなるべく高得点を手にするための対策とを紹介しよう。自分の使う科目の欄を熟読して、是非とも本試験に生かしてほしい。

英語

英語(筆記)の試験問題は6つの設問から成る。それぞれ、

 

第一問:発音・アクセント

第二問:文法・語法

第三問:対話文や討論の空所補充・英文削除

第四問:グラフや広告を利用した英文の読解

第五問:英文読解

第六問:英文読解

 

というのがここ数年のスタンダードである。

 

またリスニング試験は4つの設問から成っており、

 

第一問:対話文・イラスト選択問題

第二問:対話文完成問題

第三問:対話文質問選択・会話長文イラスト問題

第四問:モノローグ・会話長文問題

 

がこちらもスタンダードである。

近年の傾向

2017年入試での筆記試験の新傾向は以下の通りである。

  • 第3問Cでは「発言者」が6名となり、過去最多数となった
  • 第5問の物語文が難化し、下線部の理由を問う問題が新傾向
  • 第6問で、2016年で一度消えた「難熟語」を問う問題が復活した

筆記試験は近年難化傾向にあったが、2017年は易化したため平均点が11.3点も上がった。

 

また、2017年入試でのリスニング問題は直接は話されていないもの、多い情報量の中から取捨選択を迫られるものなどが出され、難化した。そのため、筆記試験とは反対に平均点は3点近く下がった。

 

対策

発音・アクセント

この対策として一番有効なのは、日頃の英単語学習の最中に発音及びアクセントも一緒に頭に入れてしまうことである。に出して覚えたり、リスニングCDを活用したりすることで、センター試験のために特段何か対策をする必要もなくなるのである。

 

ただしセンターまであと1ヶ月。そこまでの学習ができなかったと悔やんでいる人も少なくないだろう。そういう人たちは、文法語法の問題集の末尾に付いている発音アクセント問題を何周もして完璧にしたり、たくさん過去問や模試問題集を解いて間違えたものをまとめておくのが効果的だろう。

 

文法・語法

センター試験で出題される文法語法問題はある程度出やすいものが決まっており、それは学習を重ねるうちに見えてくるだろう。

とにかく何周も何周も問題集や過去問を解き、間違えたものをまとめておくと試験前に見直すことができ、便利である。

 

読解問題

読解問題を攻略する術は何と言ってもスピードである。センター試験の英文は難しすぎて解けない、というものはあまりない。出てくる単語も標準かそれ以下で、聞かれることも全て問題文の中に書いてあるのだ。

その中で得点差に繋がるのはやはり問題を解くスピードである。素早く文章を読み、解答することで余裕が生まれ、十分に見直す時間も捻出することができるのだ。

 

このスピードを高めるのにはやはりたくさんの英文を読むほかない。難しい長文でも諦めずにとにかく最後まで読み切る体力をつけておくことが非常に重要になるので、是非ともその練習をしておこう。

 

リスニング

リスニングの問題を解くにあたって必ずしなければいけないのが、あらかじめ問題文に目を通しておくことである。

試験開始から実際に英文が読み上げられるまでの間になるべく先まで問題を読んでおき、試験中も少しずつ先を先を読んでおこう。こうすることでどんなことが話されるのか予測ができるようになり、またその英文のうちどこを聞けば良いのかもわかるようになるのだ。過去問を解く際にこのように先の問題を読んでおく練習をしよう。

 

国語

国語の問題構成は以下の通りである。

 

第一問:評論

第二問:小説

第三問:古文

第四問:漢文

 

それぞれ50点ずつの配点となっている。

 

近年の傾向

2017年入試での新傾向は以下の通り。

  • 漢文で知識問題の配点が減少し、難化の一因となった
  • 古文で和歌についての出題が復活し、2015年までの形式に戻った
  • 例年通り本文・選択肢とも非常な長文となり、忙しい試験だった

 

2017年入試はその前2年間の易しい問題から一変して難化したためにその平均点はなんと22点以上も落ちた。

 

対策

国語というのはなんとも対策のしづらい教科であるのは言うまでもない。特に現代文は得点が安定しない、と苦労している受験生は多いことだろう。

そのためにまず絶対に落としてはならないのが知識問題である。漢字や単語熟語の意味、古文文法などは落とさないようにしっかり対策をしておこう。

 

現代文

さて、対策のしにくい現代文であるが、必ず守るべきは設問に忠実であること文章から逸脱しないことである。確かに現代文は難しい科目であるが、答えが全て書いてあるという点では簡単だとも言える。丁寧に読んでもっとも文章に忠実な選択肢を選んでいけば、自ずと正答にたどり着けるだろう。

 

古典

古文漢文は、やはり文法句法・単語力が基礎になる。それらをおろそかにせず、確固たる基盤の上で文章を読んでいくことが何よりも大切なのだ。

文章を読んでいく時には、適宜自分の頭の中で口語に直していくのがおすすめである。そうすることでより文章が頭に入って来やすくなるのだ。

また古典においては、文章の最後に付いている注釈がとても大きな意味を成してくる。必ず全てに目を通した上で問題を解こう。

数学

数IAの問題構成は、だいたい

 

第一問:一次関数・集合と命題・数と式・不等式

第二問:図形と計量・データの分析

第三問:場合の数と確率

第四問:整数の性質

第五問:平面図形

(第三問〜第五問は、3問のうち2問を選択)

 

となっており、数IIBは、

 

第一問:指数対数・三角関数

第二問:微分・積分

第三問:数列

第四問:平面または空間ベクトル

(第五問:確率分布と統計的な推測)

 

となっている。

 

近年の傾向

問題構成などには大きな変化もなく、難易度は少し易化したと言える。

 

対策

IAにしろIIBにしろ、大切なのはとにかくスピードと正確さである。また解けない問題にぶち当たった時には潔く捨てるという積極性も大事である。

これを育てるのはやはり誰よりも演習を積むほかない。実際の制限時間の60分よりも5分か10分ほど短い制限時間でとにかく大量に過去問や模試問題集を解いていこう。

 

社会

世界史B

2017年度入試では難易度、設問数、問題構成ともにに大きな変更はなかった。

対策としては、特定の地域や時代に偏らないようなバランスのとれた学習をしていくことと、資料集や地図帳を使ったヴィジュアルの学習を怠らないことであろう。センターで聞かれるのは基本知識がほとんどなので、抜けのないような学習を目指そう。

 

日本史B

2017年度入試ではこちらも設問数や問題構成に大きな変化はなかったが、難易度はやや上がった

対策としては、地図帳や史料集を読み込んで地図や写真、グラフや文字史料の問題を確実に得点していくことであろう。世界史同様、基本知識を着実に蓄えていくことが大切である。

 

地理B

2017年入試では設問数や問題構成に大きな変化はなかったが、難易度はやや下がり、平均点は2.2点上昇した。

 

対策としては、センター特有の地誌地域調査の問題への苦手意識の払拭である。特に地域調査は多くの受験生が苦手とするところだが、これも問題を解いていけば解き方がわかるだろう。

また、やはり地理で大事なのは地図と統計である。日頃から地図帳と統計表、また資料集の参照を面倒がらずに行っていこう。

 

倫理、政治・経済

こちらも地理同様、設問数や問題構成にあまり変化はなかったものの、平均点は上昇し易化した。

 

基本的なものを網羅的に問う試験ゆえ、抜けのないような学習、言うなれば広く・比較的浅い知識が必要となる。一問一答などの問題集を使って完璧を目指そう。

 

理科

物理基礎

2017年入試は前年に比べ計算問題が増加した。が、難易度はほぼ平年並みと言えるだろう。

 

物理基礎で問われるのは基本的なものばかりであるが、単に公式を知っているだけで解けるわけではない。まだ過去問があまりないため問題集中心の勉強となるが、全ての範囲において苦手を作らないような学習を目指そう。

化学基礎

2016年の試験が異様に難しかった反動で、2017年入試は比較的解きやすい問題もあった。しかし思考力を要する問題も多かったため、平均点も下がった。

 

以上の傾向から分かるように、化学基礎といえども、化学の本質を理解しておく必要がある。浅はかな知識だけではなく、教科書を読み込むことで、「どういうことか」「なぜそうなるのか」ということをしっかりと突き詰めて理解しておく必要があるだろう。

生物基礎

こちらは非常に難易度の高い試験であった2016年からの反動で非常に易化したため、平均点が上昇した。

 

とはいえ、なめてかかっては失敗するのは当たり前である。では成功するためには何ができるだろうか?

重要なのは、単語を単語のまま覚えるのではなく、文脈の中で覚えることで知識を確実なものとすることである。2016年のような試験問題が来ても対処できるように、考察力計算力を問うものにも怯まず挑めるように対策をしていこう。

地学基礎

2017年入試は計算問題の増加により平均点は若干下がったが、全体的には基本的な知識と考察力を問う問題であった。

 

図やグラフが問題として多く出されるため、その対策が必要となってくる。するべきなのはその図やグラフへの正しい理解であるので、実際にそれを書いてみるなどしてみると良いだろう。平均点を左右する計算問題を着実に得点していく対策も重要となってくるだろう。

 

物理

2017年入試は標準的な設問で、正しい学習が着実に点数に結びつく試験であった。

 

物理基礎同様、網羅的に穴のない勉強をすることが必要であり、標準レベルの問題集を使って丁寧な演習を積んでいくことが試験対策となる。

化学

2017年入試の平均点は51.9点と、センター試験開始以来最低の数字を記録した。思考力を要するもの、複雑な計算を要求されるものが多くあり、それが平均点の低下に繋がったとみられる。

 

こうした難易度の高い試験にも対応していくために、化学基礎同様の本質を突いた勉強が必要になる。なぜ?どうして?どうやって?といった疑問に妥協せず答えていこうとする姿勢こそ、本質への理解を深めてくれるのである。教科書や問題集の解説を読み込むことで、この本質への理解を実現しよう。

また苦手とする人の多い実験問題であるが、これは問題文をまずよく読むことが大切である。条件やグラフ、図をしっかりと把握することで問題文の正しい理解にまず努めよう。

生物

2017年入試は素直な考察力を問うものが多く、難易度はやや下がった。

 

基本的に知識が重要となってくると思われがちだが、実際には考察問題が過半数を占めている。そのため、単に自分の知識だけで解こうとするのではなく、問題文の条件やグラフをしっかりと認識して知識を使うことが大切になる。知識の詰め込みも必要だが、それ以上にたくさん演習を積んで考察力を養おう。

地学

2017年入試はそれ以前2年間の難易度の高さからの反動で、基本的な問題が増えて非常に易化した。

 

それぞれの範囲における正しい理解と暗記が重要となってくるため、抜け目のない網羅的な学習が鍵となるだろう。地学ではその現象を示す図やグラフが頻出するため、教科書に出てくるそれらの図やグラフをよく見て理解しておこう。

 

(以上の傾向は旺文社「蛍雪時代(2017年5月号)」を参考にしました)

 

5.まとめ

以上があと1ヶ月を切ったセンター試験の完全攻略ガイドである。

日程や時間割といった基本的なものから、当日の流れや持ち物、そして各科目の傾向と対策、とセンターに必要な情報はここに完璧に詰まっている。

 

ここまで読んでくれたあなたがやるべきは、もう十分な準備をして試験会場に向かうだけだ。

 

たかがセンター、されどセンター。これが決して受験の全てではないが、多くの受験生にとってこの試験が初陣となるだろう。しっかりとセンターで成功して幸先の良いスタートを切るためにも、残された時間を有効に使って入念に対策をしていこう。

 

2018年センター試験の解答速報は、以下のページで公開する。

出願する大学を決めるためにも、必ずチェックして欲しい。

 

 


 

なお、2020年からセンター試験は新体制へと移行する。

それについては↓の記事で詳しく述べているので、これを読んで最新情報を入手しておこう。

 

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


無料受験相談・お問い合わせ

ご相談はこちらから▶
Copyright 2018 慶早進学塾 | 慶應大・早稲田大・難関大専門予備校