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慶早進学塾直伝!1日100単語覚える最強暗記法3ステップ

2017年05月31日 | 勉強法基礎

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最も重要なものを一つ挙げるとするなら、それは知識量 であろう。

大学受験というフィールドでは、とにかく知識を詰め込んだ者が勝つようにできているのだ。

大学受験における知識で、やっているうちに自然と身につく、というものは少なく、そのほとんどが自分で意図的に身につけなければならないものである。

つまり、大学受験において最も基本かつ重要な勉強は暗記であり、暗記を制す者は受験を制す と言っても過言ではないのである。

今回説明する慶早進学塾直伝の暗記法は、慶早進学塾塾長の鴨井拓也が考案した1日100単語を可能にする最強の暗記法である。

この記事を読んでいる皆さんにはぜひこの暗記法をマスターして暗記を制し、そして受験を制してもらいたい。

暗記の重要性

実際に方法を説明する前に、知識量の重要性 というものに軽く触れておこうと思う。

文中に出てくるイディオムで分からないものは推測すればいい。熟語帳を用いて全てを覚えようとするのは時間の無駄だ。

こんなことを言う英語教師に会ったことはないだろうか?

私たち慶早進学塾から言わせてもらうと、こんなことを言う英語教師は受験英語というものが全く分かっていない教師である。

確かに、海外に出て生活をする場合などではどうしても分からないイディオムが出てくることもあるだろうし、そういったイディオムは単語や前置詞などから推測していくしかない。 しかし、私たちが読むのは大学の入学試験である。

一部の大学を除けば、熟語帳に載っていないイディオムが出題されることはまずないと言っていい。

また彼らは簡単に推測するというが、イディオムを推測するというのは単語や熟語の正確なイメージを掴めていないと非常に困難であり、またそれが分かっていても推測できないものも多く存在する。

家や電車の中でイディオムを覚える時間と、試験中にイディオムが出てくるたびに立ち止まり不確実な意味を推測する時間、はたしてどちらが無駄な時間だろうか?   大学受験はとにかく時間との勝負である。

問題を読む時間を五分短縮するために、何百時間も暗記をして知識を詰め込まなければならない。 暗記を制し、その五分を短縮できたものが受験に勝利するのである。

ここで、単語の暗記の重要性について、以下の記事を参考にしていただきたい。

知らない単語が多過ぎる。英語学習者が英語をできない最大の理由がこれ。

単に知らない単語が多過ぎて英文を読んでも、英語を聞いても意味が分からないのである。
(中略)

書いて覚える必要はあまりない。とにかくCDを聴くこと。そして音読をすることである。

CDを書けながら音読をとよく聞くがそれも勧めない。

オーバーラッピングや、シャドーイングは英語初学者にとって、難しすぎるのだ。

そして単語が必要な理由はこれだけにとどまらない。実は英語中級者と上級者の差にも単語力は歴然とあるのである。

例えばacrimonious と言われてこれまたすぐにわかるだろうか?

dialysisはどうか? 日本語なら普通に知っているレベルの単語で、前者が「辛辣な」で後者が「人工透析」である。

そう。我々が知っている単語数とは、優に2万を越えるのだ。物にはすべて名前があるんだから。

結局わからない単語だらけでは、英語は使えないし、使えるようにもならない。

単語の暗記から目をそむけてはいけない。 その事実に直視してこそ、英語力は伸びるのである。

また最後に、単語を「思い出すまでの時間」も短縮する必要があることを示しておく。

単語の暗記が重要な理由より

このように、英語の文章を読み進めていくためには単語の知識がなければ話にならない。

英語が得意な人は単語帳などを駆使して地道な努力を積み重ねることによって正答率を上げているのだ。

そして、それらの覚えた単語を即座に思い起こせるように、日々の長文演習の中で訓練している。

なので、英語が得意になるためにはまず単語の暗記を乗り越えなければならないことを理解していただきたい。 では、実際の暗記法へとすすんでいこう。

慶早進学塾直伝の最強暗記法

慶早進学塾の生徒や、実際に体験にきてくれた子全員に伝授しているのがこの最強暗記法、慶早メソッドである。

今回の記事では従来の慶早メソッドに加えて、暗記カードを用いた再現率の高い慶早メソッド初級編も記載している。

自分の学習レベルに合わせた方法を選択してほしい。

また今回は具体的な例ということで、英単語を暗記する際の慶早メソッド、という形をとっている。 他教科に慶早メソッドを用いる時は、「単語」の部分を読み替えて利用してほしい。

 〜ステップ1〜 選別

分かる単語と分からない単語を区別する

まずは自分の分かっている単語と分かっていない単語を区別することが重要だ。

これは単語帳だけに限らず、どの参考書を勉強するにしても、全てが分からない内容だということは普通ありえないからだ。

そのためまずは分かっている情報と分かっていない情報を区別しよう。

そうすればすっきり整理した状況になり、暗記の手助けとなることに疑いの余地はないはずだ。

具体的には、付属の赤シートで単語の意味を隠し、すぐに答えられるものはOK、答えられなかったものや答えられたものの時間がかかってしまったものなどはNGとし、どちらかにチェックを入れる。 このようにすればどの単語が分かっていて、分かっていないのか一目瞭然の状態になるはずだ。

また、過去問や問題集を解いていて意味がすぐに思い浮かばなかったり、分からなかった単語に関しても同様にチェックしておく必要がある。

単語帳だけで単語の勉強を終えるより、実戦形式の問題文からも単語の知識を得ることでより効率よく多くの英単語を暗記することができる。

特に過去問では実際の入試問題で使われる単語が多く掲載されているので、これを知らないままにしておくのは非常に勿体無いのである。

普段の英語の勉強時間の中で、できるだけ多くの英単語の知識を吸収できるよう意識しておくことが大切だ。

そして、これが終わったら次の段階へ進む。 また、このステップでは暗記は行わないため、テキパキとこなしてしまおう。

〜ステップ2〜 インプット

分からなかった単語を覚える

単語が区別されたら、そこからは分からない単語に絞って覚えていこう。

何度も回数を重ねることを前提とし、その中で分からない単語を何度も見ること、自分の中で覚えやすい語呂で覚えること、とにかく呟いて覚えること等、自分に合ったやり方で覚えるのがいいだろう。

ここが単語暗記の肝になる部分であるから、めげずにしっかり暗記をしていきたい。

また、インプットとは暗記したとは別物であることを理解しておく必要がある。 一度その単語をインプットしたとしても、しばらく時間が空いてしまうと忘れてしまっていることはよくあること。 あくまで英単語を覚えることが目的ではなく、その単語を実戦で使える形に仕上げておくことが重要なのだ。

なので、ある程度の英単語をインプットしたら演習問題をどんどん解いていく必要がある。

そうして単語に触れる機会を増やすことで単なるインプットから暗記へと転換させることができるのだ 。

単語の暗記は簡単に成し遂げられるものではなく、忘れることが前提であることを理解した上で効率よく覚えていくと良い。

注:暗記に慣れてきた、慣れている人は書いて覚えるのではなく見て暗記をしよう。 なぜならば、受験英語において、単語の綴りを完璧に書ける必要はなく、また書いて覚えるスピードは極めて遅いからだ。

〜最終ステップ〜 高速周回

全体を大量に高速で反復する

この段階が慶早メソッド最高のミソである。

多くの受験生は先ほどの2の段階で勉強を終えてしまう。

数多くの生徒を指導してきた私たち慶早進学塾からすれば非常にもったいない話だ。

試験で高得点を稼ぐためには、ある程度頭に入った単語の情報を、今度は完璧にアウトプットできるようにする必要がある。

そのための段階がここの、全体を大量に高速で反復する段階だ。

具体的には、全ての見出しの単語の意味を赤シートで隠し、1つの単語の1つの意味を1秒以内で答えられるようになることが目標だ。

またフレーズ、単語単独のどちらでも瞬時に意味が答えられるようになろう。

これが問題なく達成できるレベルであれば、1つの章を10~20分ほどで終えてしまうことが可能だ。

このやり方を実践してみてほしい。 実際にこのやり方を守ってきた慶早進学塾の生徒達が偏差値20上げた例は特別珍しいことではない。

なので、1日100単語覚える最強暗記法の具体的な勉強法として、

  1. その日に覚える範囲の単語をテストして、分かるものと分からないものに分類する。
  2. 意味が分からなかった単語を書いていく
  3. 10個ずつに区分けして、まとまりごとに覚える
  4. 間違えた単語には印をつけ、再度印がついたものだけ解き直す
  5. 一区切りの10個が終わったら次のまとまりに進み1〜4を繰り返す
  6. 50個ほど終わったら、次の単語のまとまりに進む
  7. これを100個覚えたら、総復習する

以上の手順を繰り返すことによって、効率的に1日100単語を暗記することが可能となる。

最初は慣れるまで時間がかかってしまうかもしれないが、この作業に慣れると短時間でより多くの英単語を暗記することができるので、ぜひマスターしていただきたい。

注 このやり方を実践するには一度に全ての情報を覚えようとしないことが何よりも重要だ。 1周辺りの密度は低くて構わないから、その代わり何周もこなすことが成功への最大の近道であることを肝に銘じてほしい。

暗記初級者向けver.

慶早メソッドを用いれば、知識を深く大量にインプットできる。そうは言っても、今まで暗記が苦手だった受験生が読んだだけでいきなり慶早メソッドを実践するというのは少し難しいかもしれない。

そこで今回は、暗記カードを用いた再現度の高い慶早メソッドも加えて載せておく。 暗記が苦手な初心者の方は、こちらの暗記法から徐々に慣れていくことをオススメする。

分からない単語のみ書く

まずは単語帳をパラパラとめくり、分からない単語をカードにどんどん書いていこう。

そして、裏にはその単語の意味を書こう。

この時のコツとしては、日本語の意味を書く欄に単に日本語訳を書くだけではなく、その単語に関わる豆知識や雑学などを書いておくと良い

単に日本語訳だけだと暗記が苦手な人はどうしても忘れっぽくなってしまうため、いかに頭の中に残しておけるかが重要なのである。

例えば、「安い」という意味のcheapという単語があるが、この単語はとにかく価格さえ安ければ良いと言った意味となっている。

なので、安いけれど品質が良いとは限らないというのが正しい使い方である。

よって、本来この単語は「安っぽい、品質が良くない」という意味で用いられるため、

  • cheap novel(三流小説)
  • cheap movie(三流映画)

という使われ方も存在する。

このように、単語一つ一つに意味や用法があるため、それらを合わせて記載しておくことで暗記しやすくなるのは間違いない。

また、豆知識などが分からなければ、自分が覚えやすいゴロなどを書いておくのも良い。

大切なのは、その単語を見ただけで日本語の意味が瞬時に思い浮かぶこと。

自分だけが使う単語カードなので、自分なりに覚えやすいように工夫してみよう。

カードを用いて覚える

次はカードをパラパラとめくり、単語をおぼえていこう。

すぐに覚えられる単語となかなか頭に入ってこない単語があるはずだ。

覚えたと思った単語はつぎつぎとリングから外し、なかなか頭に入ってこない単語だけで周回しよう。

覚えた単語まで何度も暗記作業をしていては膨大な時間が必要になってしまうため、かなり効率が悪くなるのだ。

こうすることで隙間時間などを利用して苦手な英単語を暗記することができるため、英単語の暗記に時間を割きたくない人でも手軽に取り組むことができる。

また、この時に見るだけではなく声に出して暗記することがオススメ。

単に目で見て暗記するよりも、声を出して口を動かすことで効果アップに期待できる。 ここで、以下の記事を参考にしていただきたい。

たくさん書いているのにイマイチ覚えられない…。

その原因として、書くことが目的の単純作業になっていて、知識が頭に入っていないから、ということがあります。

頭だけで覚えようとするより、手も一緒に動かす方が覚えやすくなることは間違いありません。

でも、つい「単語を50回書くこと!」が目的になってしまい、途中から、“頭”を使わず、“手”だけ動いている…ということになってしまうことも…。

それではせっかく書いても覚えられません。 それを防ぐために、声に出して読むことがいい!と言われています。

自分で声に出すことで、何を覚えようとしているのか意識することができますし、書くときに、“手”を動かして、書いた字を“目”で見て、声を出すときに“口”を動かして、それを“耳”で聞く。

と、たくさんの機能を使うことで、脳に印象を付けることができ、自分自身の「経験」として記憶に残りやすくなるんです。

進研ゼミ高校講座より

このように、より多くの機能を使って暗記することでその効率は格段に上がるのだ。

単なる暗記作業に多くの時間を取られたくないという人は、こう工夫することで時間効率を上げることが可能なので実践してみてほしい。

また、英単語帳に関しては「duo3.0」がオススメの参考書となっているので、気になる人は以下の記事を読んで見ていただきたい。

高速周回

単語が全てリングから外れたとしても、そこで終わってはいけない。

初期に覚えた単語は既に頭から抜け落ちているかもしれないからだ。

外していったカード全てをシャッフルしてもう一度リングにはめ、何度も周回しよう。

10〜20周程度回して分からない単語が無くなればもう完璧。あなたの頭にはその単語たちの意味が深く刻まれたはずだ。

ここで満足せず、次の単語達にどんどん向かっていこう。

そしてこのやり方に慣れてきたら、今度は書かずに行う慶早メソッドにぜひ挑戦してみてほしい。

英単語の効率的な勉強法さえマスターすることができれば英語の勉強はかなり楽になるので、あとはひたすら過去問や問題集で実戦形式の演習をしていくと良い。

何にしても、単語がわからなければ難しい問題などにも対応することができなくなってしまうため、まずは基礎を徹底することを心がけていただきたい。

まとめ

以上が最強の暗記法である慶早メソッドに関してであった。

いかがであっただろうか。

あなたのこれまでの暗記学習と、ここに書かれてあったやり方を比較してみてほしい。

もしあなたがなかなか単語が覚えられない、覚えた内容をすぐに忘れてしまうと思っていたのなら、この記事の内容に改善へのヒントが転がっているはずである。

今までの暗記法を修正し、スムーズに学力を高めるきっかけにしてもらえたら幸いである。

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