たった3通り!短時間で内容を理解する古文の解き方と読み方

皆さんのなかで、古文の文章を読むことに苦手意識を持っている人はいないだろうか?

センター試験では、国語の時間は60分しかない。

一般的に漢文は解きやすいと言われているので、それを踏まえると古文にかけられる時間は15~20分程しかないと考えられる。

なので、短い時間で確実に点数を解いて国語全体の点数を上げていくことが受験にとって非常に重要になってくる。

そこで今回は、短い時間で効率よく古文の文章を読んで問題を解いていくための方法を3つお伝えしよう。

古文が苦手な人や古文で点数が取れない人は、これを読んで正しい読み方と解き方を学び実践していくことで、点数アップにつながっていくのである。

また、古文が苦手な人の特徴や、それについての解決策なども書いているので、古文が苦手でどうにかしようと考えている人にも読んでほしい。

古文が苦手な人の特徴

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古文に対して苦手意識を持っている人は、以下のような特徴をもっているのだ。

まず、自分がどうして古文に対して苦手意識を持っているのかを以下を見ながら考えてみてほしい。

単語や文法の基礎を理解していない

古文が苦手な人で最も多いと考えられる特徴として、そもそも単語や文法を理解せずに文章を読み進めようとしていることだ。

古文というものは国語の中の一部分であり、それのためだけに時間を割いて勉強するのは時間が足りないという気持ちもよく分かる。

しかし、たとえ点数の配分が低いからと言って単語や文法を理解せずに問題を解こうとするのは、古文という科目で点数を取っていく上では限りなく不可能である。

単語や文法などは繰り返し覚える作業をすることによって定着していくものなので、この段階でつまずいている人がいるならば、ぜひとも辛抱強く努力していくべきである。

読んで解くまでに時間がかかりすぎている

毎日寝る前に単語を覚えている。

古文の勉強をする前に文法の活用表を読んでいる。

それなのに古文に対して苦手意識を持っていたり、点数を取れない人は、古文の文章を読むのに時間がかかりすぎて問題を解くまでの時間配分に問題があると考えられる。

受験において限られた時間で古文を解くためには、古文の内容を完璧に理解するまで読み続けるというやり方では非常に時間効率が悪くなってしまう。

古文というのは、主語が省略されていたり雰囲気が理解できなかったりして、15~20分ですべての内容を理解するというのはとても難しいのだ。

そういう人たちは、古文の世界で当たり前となっている古文常識や古文の雰囲気をある程度理解していくことで文章の意味が頭に入ってくるようになるので、そのあたりはこれ以降に書いていく。

分からない問題に時間をかけすぎている

古文の問題を解いていると、たまに文章を読んで理解しただけでは解けない問題というのが存在する。

そういう問題はたいてい古文常識や作品に関する知識を求められていることが多いので、そういう知識があるかどうかの問題に時間を取られてしまっては非常にもったいない。

なので、こういった類の問題が出題された際は、あきらかに違うだろうという選択肢を消していき、消去法で解いていくのが全体的な点数を上げるうえでは賢明である。

文章を読む上で欠かせないもの

Picture by Ryan McGuire

まず、古文の文章を読んでいくために最低限欠かせないのは、単語、文法、古文常識、そして歴史的仮名遣いである。

ここでは古文の読み方及び解き方についてお伝えするので、覚え方などは簡単に書かせてただく。

ひとまず、この「たった3通り!短時間で内容を理解する古文の解き方と読み方」を実践していくためにはこれらのことを理解できていないと意味がないので、そのことを頭に置きながら読み進めていってほしい。

歴史的仮名遣い

歴史的仮名遣いとは、分かりやすく言うと昔使われていた仮名遣いのことである。

古文をテンポよく読んでいくためには、この歴史的仮名遣いを理解しておくことが必須なのだ。

簡単なものなどは中学校で習う部分が多いのでここでは省略させてもらうが、古文を早く読んで正確に問題を解いておくために欠かせないのだ。

歴史的仮名遣いに関して分かりやすくまとめられたものがあるので、あまりよく分からない人は以下を参照してみると良い。

歴史的仮名遣い(れきしてきかなづかい)とは、簡単に言えば『昔の仮名遣い』のこと。
古文では今と仮名遣いが少し違うので、まず中学ではそれから勉強することになります。

出題のパターンはほぼ決まっていて、『歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに変えなさい』というもの。
例えば、『はぢ』は『はじ』に変えるという問題です。
学校の中間、期末テストでも特に習いたての頃はよく出される問題なのでしっかり覚えておきましょう。

古文が苦手だという人は、文章自体をスラスラ読む事が出来ない場合がよくあります。
そういう人はとりあえず、イマイチ古文の意味が分からなくてスラスラ読めるようになりましょう。
そのためには音読が重要です。黙読ではダメ。
ボソボソでも良いので音読することで読む力を身に付けてください。
で、ある程度読めるようになってから文章や単語の意味を確認していくとスムーズに学習が進むでしょう。

引用:中学国語のツボ

この引用にあるよう、まず古文が苦手な人はしっかりと歴史的仮名遣いを覚えておらず音読できない場合が多い。

単語や文法よりも大前提のものなので早急に身につけるべきだ。

単語

歴史的仮名遣いの次にはなんといってもやはり単語だ。

これを理解していないことには、文章を読んでいても内容が頭でイメージすることができず、問題を解いても正解率が上がっていかないのだ。

古文の単語の覚え方は人それぞれでやり方があるだろうが、ここでは単語をゴロで覚えていくのではなく、単語のなんとなくのイメージで単語の意味を理解していく方法を推奨する。

この覚え方の良い点は、仮にゴロを忘れたとしてもイメージは頭の中に残っているので意味を思い出しやすくなり、何より見たことのない単語でも似ている単語ならなんとなくの意味が浮かんでくることである。

古文の受験勉強であまり時間を取られたくないという人は、この方法で覚えることによって確実に時間短縮につながり、単語を単なる暗記として覚えずに済むので頭の中に残りやすく効率的である。

そして、単語の選択問題などでも正答率が上がり、古文全体として点数のブレ幅が小さくなり安定しやすいのである。

文法

単語と同じように、古文の文章を読み進めるうえでとても重要になってくるのが文法である。

古文で書かれた1つの文章を見て、文節ごとに区切り品詞分解ができるようになれば文章を読んで内容が理解できるようになってくるのだ。

なので、古文のテストである程度の安定した点数を取ろうと思うならば最低限の単語力と文法を理解しておこう。

文法の具体的な勉強法としては、古文の教科書の付録などについている文法活用法を見て覚えるのが良いだろう。

古文の勉強を始める前などに一通り復唱してみるだけでも、古文の文法にはリズム感のようなものがあるので、単語と比べても比較的に覚えやすいはずだ。

古文常識

古文常識とは、古文が書かれていた1000年程前に根付いていた価値観や考え方、風習のことであり、私たちの生きる今の世界観とは異なることがたくさんあるのだ。

これについては特別に勉強していく必要性は特にないが、ある程度の知識は必要なので理解しておきたい。

単語帳の中にある豆知識などを読んだり、古文の漫画を読んで古文の雰囲気をつかむなどすれば、古文を読み進めるうえで理解しがたい古文常識はほぼ出てこないので、勉強の合間などに読んでおくとよい。

また、過去問などの回答ページを見ているとmemoやpointのような感じで古文常識に関することが掲載されていることが多いので、そういったところから情報を得て古文常識として頭の片隅に置いておくのも、古文常識の効率の良い勉強法の一つである。

効率の良い読み方と解き方

Picture by Ryan McGuire

さて、ここからは実際に古文の文章を読み進めていくうえで効率よく読み、正確に問題を解いていくための方法を3つお伝えする。

ここから先はある程度の単語力・文法力のある人に向けての内容なので、基礎の部分がまだ不完全な人はまず暗記の作業から進めていくことを推奨する。

本文を読む前に、まずは問題から見る

古文の問題を解く際に、最も時間効率を上げる読み方がこの「先に問題を見る」という方法である。

一般的に英語の問題を解く際にも用いられる方法だが、古文の場合もこの方法を用いることによって文章の内容を理解しやすくなり、何について問われているのか分かるので集中して読み進めることができるのだ。

また、問題を読んでから文章を読むことで話のなんとなくの全体像が分かるので、省略されている主語などを間違えることなく、問題の正答率も上がり結果的に古文の点数が底上げされていくのである。

まずは単語・文法問題をサラッと解こう

問題を読み進めていくと最初の方に単語と文法の問題がある。

それらは文章を読まずとも解くことができ、かつさほど時間もかからないので最初のうちから解いておくことをお勧めする。

また、単語や文法を解いていくことで本文の内容を読んでいくうえでのサポートになるのだ。

それから本文を読み始めていくことで、問題で問われている内容の部分になったらその都度回答していくことができるので、正答率も上がり時間も大幅に短縮することができるのだ。

もちろんそのためには、先ほど述べた単語・文法の知識が必要不可欠になってくるので、参考書や教科書などを利用して最重要と言われている単語・文法くらいはマスターしておくようにしなければならない。

また、単語問題や文法問題でなくともすぐに分かりそうな問題があれば、そこから解いていくというのも一つの手である。

内容問題で分かりやすい問題があると、本文を読む前に少し内容が理解できてしまうので、本文を読み始める前の大きなアドバンテージを得ることができるのだ。

状況を頭でイメージしながら読む

今回の記事を読んで実践するにあたって、一番に肝となってくるのがこの「状況を頭でイメージしながら読む」という作業である。

センター試験などの古文のテストで常に満点をたたき出している人たちは、この読み方をマスターしており、よくある古文のひっかけ問題にも騙されることなく確実に点を取ってくるのである。

最初からこの作業をマスターするのはなかなか難しいことなので、最初は自分で解いた問題の解説を読み、そこに書かれている日本語訳を読みながら頭の中でイメージしていこう。

この作業が自然とできるようになると、多少分からない単語や言い回しが出てきた時でも内容がある程度は理解できるようになるので、どんな問題に対しても間違えることが無くなってくるのである。

また、先ほど古文常識を理解する話のところで漫画を読むのが効果的であると話したが、漫画や有名な文献をあらかじめ読んでおくことで様々な文章を頭の中でイメージさせることもできる

古文の文章というのは大体が同じような話の内容なので、ここまで極めることができていれば恐れることなく古文の問題に取り掛かることができる。

すると気持ち的にも余裕が出てきて他の評論文・小説・漢文でも力を発揮することができて、結果的に国語の点数が全体的に底上げされるのである。

過去問の傾向を見極める

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これは古文に限ったことではないのだが、受験の問題というものにはテストや大学ごとに基本的に傾向というものが存在するのだ。

これらの傾向を理解しておくと受験対策もしやすくなると同時に、本番で同じ形式の問題が出たときに安心できるので平常心で問題に取り掛かることができ、結果として正答率も上がってくるのである。

なので、2次試験で古文が必要な人はその学校の過去問を見て傾向について理解しておこう。

問題形式について

例えばセンター試験の古文でいうと、単語の問題や文法問題、内容理解の問題、古文常識に関する問題がよく出題されている。

このように問題形式はパッと見ただけで比較的わかりやすいので、ぜひ研究しておこう。

作品について

例えば古文では、源氏物語や枕草子など、有名な文献から出題されることが比較的に多い

これらの作品を古文常識を勉強するついでに漫画などであらかじめ読んでおくと、本番で読んだことのある作品に関する問題が出題されたときに確実に点数を取ることができるのだ。

まとめ

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いかがであっただろうか?

今回は「短時間で内容を理解する古文の解き方と読み方」についてレクチャーしたが、これらの方法はあくまである程度の単語力・文法力があるという前提で話を進めさせてもらった。

もちろん単語や文法に自信がない人たちはそこから覚えなおして、決して点数配分が低いというだけで古文という科目を軽視しないでいてほしい

受験というのはたった1点の差で合否が分かれてしまうので、限られた時間でいかに効率よく勉強できるかが受験を制するために欠かせないのである。

なので、たとえ分からない問題があったとしてもそこで詰まらずにどんどん進めて、全体的な時間配分に気を配ることが国語科目全体としての点数を底上げするコツとなるのである。

そういった問題に直面してしまったときは、全体的なことを考えて消去法で回答していき、古文だけでなく国語全体として点数が上がるように考えていくのが良い。

また、今回の読み方や解き方は古文だけに限らず漢文や英語でも精通することなので、それらの科目でも伸び悩んでいる人はこの方法を試してみるとよい。

そして、この記事を読んだ皆さんの古文の点数が少しでも上がってもらえれば幸いである。

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