2015 早稲田大学人間科学部入試総評

2015年度早稲田大学人間科学部の入試問題に関する総評です。

 

こんにちは!

ジェラーです!

さて早稲田大学の入試総評の一発目として人間科学部を選択しました!

可能な限り、早稲田大学の入試総評も行っていこうと考えています。

今回は人間科学部です。

人間科学部は文系理系どちらも受験生がいるので、非常にボリュームがあるので、自分の該当する場所を確認してください。

 

早稲田人科の入試の特徴

早稲田人科の配点は、
文系A方式…英語50点、国語50点、地歴or公民or数学50点、
理系B方式…英語50点、数学50点、理科1科目50点
となっています。

 

全部均等配点なので、バランス良く得点できる必要がありますね。

また2014年の合格最低点は成績標準化後で、84.2~87.1点(学科によって異なる)です。

※早稲田大学の成績標準化はやや特殊で、実は結構知らない受験生が多いようです。

早稲田を受験する人にとっては常識だと考えているので、知らない人は以下のページを確認してください。

「知らないと損?早稲田大学の成績標準化について」

 

2014 早稲田人科の入試総評

では今年の問題と比較がしやすいように2014年の問題の確認をしておきます。

自分の受験科目のみを見てもらえたら大丈夫です。

文理共通科目

英語

例年大問は3題で、Ⅰは短い文章を読んで設問に答える問題が8つ。

Ⅱが前置詞を挿入する問題、Ⅲが文法・語法の正誤問題となっています。

2014年も同様の形式です。

 

早稲田人科の英語はこのようにやや特徴のある試験の形式をしていて、過去問の対策が不可欠です。

特にⅡの前置詞を挿入する問題は標準的な熟語帳1冊、Ⅲの正誤問題は標準的な文法の問題集を完璧に仕上げ、過去問をしっかりこなし、形式に慣れる必要があります。

過去問の対策で一気に得点差がつきそうですね。

 

2014年も全くこの通りの傾向で、形式、難易度どれも例年通りです。

 

文系A方式

国語

ここ数年現代文1題、古文1題の形式となり、漢文が古文の大問の中に入り込んでいるという形となっています。

2014年もこの形式となっています。

現代文は年によってややばらつきのある印象ですが、2014年は標準的。

設問によってたまに難しいものもありますが、基本~標準レベルの問題を落とさなければ問題ないでしょう。

また古文・漢文ですが、特に古文はかなり分量が少なくなってきていますね。

設問の大半が周囲を読むだけで解ける問題となってきていて、知識をしっかりと固めているかどうかが重要となっています。

漢文は設問数が少ないので、句法等の基礎知識を確実にしておきたい所です。

総じて難易度は例年通りでしょう。

 

数学

大問5題で全てマーク型の問題。

Ⅰ~Ⅲは理系と共通で、Ⅳ、Ⅴは文系専用の問題です。

どの設問も極めて基本的な問題ばかりで、早稲田を目標として勉強してきた人であればかなり高得点を取りたいような問題ばかりです。

ただ2014年は計算量が複雑となりがちな問題が多く、そういった面では例年よりもやや難化。

 

早稲田人科を数学受験する人は基本レベルの問題を早く確実に解けるように練習しておきたいところです。

 

日本史

数年前から形式が大幅に変わりましたが、2014年もその形式に準拠しています。

以前は難問の類が非常に多いのが特徴的でしたが、近年はそういった問題はほとんどなくなり、どれだけ堅実な学習をしているのかが大事となっています。

難易度は概ね例年通り。

 

世界史

例年出題される資料問題は姿を消しましたが、その代わり、出題分野が現代からが多くなったため、出来ない人が多かったのではないかと思います。

全体的には標準的な出題で、日本史と同様に以前よりも出題レベルが下がり、取り組みやすくなっている印象を受けます。

難易度はやや難化です。

 

政治経済

こちらは分量が減少し、出題内容の大半が基本~標準レベル。

以前は難問も出題されていましたが、形式が変わった2012年以降は地歴公民はどれも難易度が下がり、取り組みやすくなった印象を受けます。

政治分野経済分野共に基本を確実に抑えた勉強をすれば十分合格点を取れます。

特に2014年の政経は易化。

 

理系B方式

数学

大問5題で全てマーク型の問題。

Ⅰ~Ⅲは文系と共通で、Ⅳ、Ⅴは理系専用の問題です。

文系同様、どの設問も極めて基本的な問題ばかりで、早稲田を目標として勉強してきた人でなおかつ理系であればかなり高得点を取りたいような問題ばかりです。

Ⅳ、Ⅴは共に数ⅢC(2014年までは数Cがありました)の基本問題なので、文理共通のⅠ~Ⅲとあわせても確実に取りたいです。

早稲田人科を数学受験する人は基本レベルの問題を早く確実に解けるように練習しておきたいところですね。

物理

 

化学

 

生物

 

2015 早稲田人科入試総評

ではいよいよ本題の早稲田大学人間科学部の入試総評です。

科目ごとにご覧ください。

※問題を確認できた箇所だけ更新しています。それ以外の科目はしばらくお待ちください。

 

文系A方式

英語

2014年と同様、前半が短文読解と言うべき、8つの文章を読み解く問題。

そしてその後前置詞の挿入問題、文法・語法の正誤問題と続きます。

早稲田の人科の英語は非常に特徴的で特に、前置詞の問題と正誤問題はしっかり対策していないと大きく失点する恐れがあります。

ただ今年も問われている内容自体は基本~標準レベルの問題が大半を占めていましたから、確実に熟語帳と文法の問題集をこなし、過去問演習をしていれば問題なかったでしょう。

 

難易度は例年並みと言っていいと思います。

 

数学

例年通り試験時間60分で、大問は5題。

問1は小問集合で極めて平易。

問2はベクトルの問題で、こちらもしっかり外心が分かっていれば解けたでしょう。

問3は三角関数の最大最小でこちらも標準的な問題です。

問4は積分の問題で、非常によく見るタイプの問題ですね。

問5は融合問題で、これまでの大問よりは難易度が上がります。ここは完答できなくても問題ないですが、難問というわけではありません。

総じて教科書~センターレベルの典型問題ばかりで構成されているので、基本的な問題を迅速に解けるようにしておくだけでかなり高得点が期待できるでしょう。

難易度は昨年比だとやや易ですが、まあ例年並みですね。

 

国語

2014年と同様現代文1題、古文1題の出題で、漢文が古文の中に入っているような形でした。

現代文は「社会学」に関するお話で、こういったお話はやや得意不得意が分かれそうな印象sがあります。しっかり背景知識を身に付けておきたいですね。

設問は概ね基本~標準レベルです。

一方古文に関しては文章量がかなり短いのが特徴です。そしてそれに関連する設問も大して文章が読めていなくても、単語や文法がしっかりしていれば十分健闘できるような問題が中心でした。

こういったタイプの出題ではあまり失点したくない所です。

一転漢文は設問数の割に文章量が多いですが、設問は最低限句法がしっかりしていれば問題ないですから、あまり焦る必要はありません。

 

現代文、古文、漢文どれも基本を重点的に勉強していれば合格点を確保できたでしょう。

 

日本史

 

世界史

 

 

政治経済

 

 

理系B方式

数学

例年通り試験時間60分で、大問は5題。

問1は小問集合で極めて平易。

問2はベクトルの問題で、こちらもしっかり外心が分かっていれば解けたでしょう。

問3は三角関数の最大最小でこちらも標準的な問題です。

ここまでは文理共通問題でした。

問4は回転体の体積の問題で極めて基本的な出題です。

問5は極限と数列の問題ですね。文系同様問5でややレベルが上がります。

「一対一」レベルをこなしていればよくあるタイプの問題だということが分かると思いますが、そこまで勉強していない人にはこの大問は厳しかったかもしれません。

 

全体的に2015年も基本レベルの問題を早く確実に解ける力があれば合格点を確保できたでしょう。

 

物理

 

化学

 

生物

 

 

来年度以降早稲田人科を受験する人へ

では来年度以降早稲田大学人間科学部を受験する人に向けた対策を書いておきます。

どの科目も基本を徹底すること

「早稲田」という名前から難しいというイメージを抱きやすいですが、少なくとも人間科学部はそういった難問の出題はほとんどありません。

むしろ基礎を徹底して学習してきた人はこの学部では無類の強さを発揮できるのではないかと思います。

 

過去問演習の重要性

早稲田人科では特に英語において、非常に特徴的な出題がなされます。

全体的に他の科目よりも英語の難易度が高めですから、しっかりとした過去問演習で早稲田人科独特の前置詞の問題や正誤問題を攻略できるようになっておきたいです。

その他の科目も、基本を仕上げた後、十分な量の過去問演習を積みましょう。

 

どの科目もバランスよく

どの科目も50点で均等配点ですから、バランスよく高得点を取りたい所です。

1科目に特化するよりも、どの科目も基礎に焦点を当てて、学力の充実を狙ってください。

良い結果に繋がりやすくなります。

 

おわりに

以上が早稲田大学人間科学部の講評でした。

いかがだったでしょうか。

 

早稲田人科は極めて基本的な出題が目立ちます。

早稲田といえども難しい事ばかりやるのではなく、基盤から固められる人ほど受かりやすいのが最大の特徴です。

丁寧な学習を心がけてくださいね。

 

また早稲田人科への合格の確率を高めたい人は以下のページをご覧ください!

「ジェラーの受験指導」

 

他の大学の入試総評はこちらから↓↓

「2015 入試総評一覧」

 

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鴨井 拓也

株式会社Realize代表取締役、慶早進学塾塾長。 慶應義塾大学在学中に慶早進学塾を設立。2016年度は志願者慶應義塾大学合格率100%を達成。2017年度は東京大学理科Ⅰ類、京都大学法学部をはじめ。早慶6名の合格者を輩出。

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